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本間 俊充; A.Saltelli*
Reliab. Eng. Syst. Saf., 52, p.1 - 17, 1996/00
被引用回数:1301 パーセンタイル:100(Engineering, Industrial)本論文では、モデル出力のグローバルな感度解析における新手法を取り上げる。この手法はHoraとIman(1986)、石神と本間(1989)及びSaltelli et al(1993)並びにSobol(1990)の独立の仕事によって開発された重要度指標に基礎を置くものである。この中でSobolによる取扱いが最も一般性があり厳密であるので、この論文ではその定式化を採用し、さらにその手法の概念及び計算上の改善を提案した。与えられた人力パラメータの出力の分散に対する全寄与度を計算するため、ここで「全分散効果」の項を導入した。これは対象とするパラメータがそれ以外の全てのパラメータとの相互作用から生じる全ての項を含むグローバルな指標を提供する。もう一つの手法の改善は、結果の再現性を高めるためにデータの順位変換数を用いた点である。この手法は4つのテストケースに対して、適用された。この研究により、比較的合理的な計算コストで、汎用性があり正確で情報量に富む感度解析手法を提供することができた。
本間 俊充; A.Saltelli*
Journal of Nuclear Science and Technology, 32(11), p.1164 - 1173, 1995/11
被引用回数:28 パーセンタイル:91.06(Nuclear Science & Technology)モデル出力の感度解析はモデルの検証や計算コードの品質保障に関連しており、特に多数の不確かな入力変数が含まれる複雑なモデルの中から重要なパラメータを見いだす際に用いられる。最近の文献でHoraとImanの重要度指標の順位数変換に基づくHIMと呼ばれる新しい感度解析法がモデルの非単調性の存在に左右されず、非常に有効な手法であることが確認された。同様のことは、標準順位回帰係数のような他の広く用いられているノンパラメトリックな手法には当てはまらない。この新しい手法の欠点はその推定に多量なモデル評価が必要なことであり、それが多数の不確かなパラメータをもつシステムへの適用を妨げている。Sobol'の準ランダム数に基づく効率的なサンプリング手法を新手法の推定に適用した結果、重要な変数を効果的に見いだすのに必要なサンプル数を十分減らすことが可能となった。
A.Saltelli*; 本間 俊充; T.Andres*
PC 94: Proc. of 6th Joint EPS-APS Int. Conf. on Physics Computing, 0, p.511 - 514, 1994/00
この論文では、モデル出力のグローバルな感度解析の新手法を提案している。これは、よく知られている不確かさ重要度指標に基づくものである。与えられた入力パラメータが、出力の分散に寄与する割合を計算するために、全影響を示す分散項をここで導入した。この分散項は、注目するパラメータが他の全てのパラメータと相互に関係することによって生ずる全ての項を含んでいるという意味で、真にグローバルな指標となっている。しかも、比較的安価な計算コストで達成できる。